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パワー・ポップ (''Power pop'') とは、ロックの形態の一種である。ポップなメロディライン、力強いギターサウンドが特徴的で、一般的には1960年代のビートルズ等に代表されるブリティッシュロックから派生し、1970年代半ばから1980年代初頭にかけて、当時流行していた他ジャンルへの対抗精神からイギリスで発生したムーブメントだと考えられている〔http://kotobank.jp/word/%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%97%5Bpower+pop%5D〕〔http://www.nostalgiacentral.com/music/powerpop.htm〕。 ちなみに「パワー・ポップ」という呼称は、ザ・フーのピート・タウンゼントが、自分たちのサウンドスタイルをそう呼ぶようになったのが発端だと言われている〔http://www.bounce.com/article/article.php/4732〕。それ以降、「ポップ・ロックやグラム・ロック、パンクなどの中で、はじけるようなポップなサウンドが特徴の音楽」を、「パワー・ポップ」と呼ぶようになった〔http://www3.plala.or.jp/Baldwin/music/what's_pp/what's_pp.htm〕。 ギター・ポップとの音楽的な線引きは曖昧で、相互に言い換えられたり、時にはパワー・ポップ/ギター・ポップとして一緒くたに扱われることも多い。あえて区別される場合は、パンク側へのアプローチが強いものがパワー・ポップ、特にメロディが際立ち、ネオアコやオルタナティヴ・ロックからの影響の強いものがギター・ポップとして扱われる傾向にある。 パワーポップ自体は、いずれの時代においても、爆発的な人気を見せてきたという訳ではなく、あくまで「ロックシーンを代表する程の盛り上がりは見せないが、どの時代でも一定した人気がある」といったジャンル、ムーブメントである。 == 経緯 == === パワー・ポップ第一世代 === 元祖とされているバンドは、「ビートルズの流れを引き継ぎながら、それをよりラウドにしたサウンド」を鳴らしていたラズベリーズやバッドフィンガー、ビッグ・スターなどである。また、1970年代後半から1980年代前半のパンク・ニューウェイブ全盛の時代に、イギリスで活動していたトム・ロビンソン・バンドやニック・ロウ、XTC、プリテンダーズ、ブラム・チャイコフスキーなどのニューウェイブ勢の一部は、「よりメロディアスでポップなパンクロック」としてのパワーポップを演奏していた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パワー・ポップ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Power pop 」があります。 スポンサード リンク
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